「光回線の料金が高いけれど、安くする方法はある?」
「家庭の固定費を見直したい」
「自分に最適なサービスを選びたい」
このようなお悩みをお抱えではありませんか?
かく言う私自身も家族がいる中で、「家計のコストを減らしたい」、「その分貯蓄に回せる割合を増やしたい」、その中で「固定費である光回線の利用料が高い」と悩んでいた一人でした。
そんな状況を変えたのは、通信費の家計に占める割合の高さに驚き、キャリア契約から格安スマホに変えたことです。
本記事では、家族で年間32万円かかっていた通信費を18万円まで落とした経験から
- 今使っている光回線が高いと感じる4つの理由
- 高い光回線の料金を安くする方法4選
- 光回線が高い?選ぶ上での注意点と3つの判断基準
- 光回線が高いと感じるあなたの状況に最適なサービスの選び方
について解説します。
この記事を読めば、膨大な時間をかけることなく、あなたに最適な光回線サービスが分かり、通信費を安く、家計のコストを減らせるでしょう。
ぜひ最後までお読みください。
もくじ
今使っている光回線が高いと感じる4つの理由
光回線が高く感じられるのには主に以下の4つ理由があります。
光回線が高い理由がわかれば、とるべき対策がわかります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.単純に高い光回線を利用している
通常よりも高い光回線を利用している場合があるため、まずは光回線の相場を調べましょう。
月額料金は以下の通りです。
これよりも高い金額がかかっている方は、見直しをおすすめします。
例えば、フレッツ光+プロバイダのように光回線とは別々に契約すると高くなる傾向があるからです。
近年は、光回線とプロバイダがセットになっていることが多く、料金も安くなっていることが多いため、見直すことをおすすめします。
2.Wi-Fiルーターなどのレンタル費用が上乗せされている
WI-FIルーターのレンタル費用が上乗せされているなら、購入をおすすめします。
レンタル費用は500円/月程度かかっているケースが多いからです。
例えば、1年間レンタルすると6,000円、2年間で12,000円の費用がかかります。
長く使用する場合には、Amazonや楽天など、ネットで購入した方が安くなるケースがほとんどです。
特に長年利用している場合、規格が古く、パフォーマンスを最大限発揮できないことも多く、むしろ変えることで回線速度自体も上がる可能性があります。
そのため、レンタル費用や総合的な費用を見極めて、ルーターの購入を検討しましょう。
3.割引・キャンペーンがついていない
光回線が高いと感じる理由のひとつは、割引・キャンペーンがついていないケースです。
光回線には月々の割引や高額のキャッシュバックがあることがほとんどですが、特典を享受できていない場合、高くなる傾向があります。
また、2-3年以上利用している場合、割引適用期間が終了している可能性が高いので、高額になっていないか注意しましょう。
実際に長期間使っていて利用料金が高額になっている場合には、乗り換えをおすすめします。
4.不要なオプションがついている
有料オプションがついていて、月々の料金が高くなってしまっている場合が結構あるので、契約内容を見直しましょう。
実は使っていないサービスや不明なオプションサービス、申し込み時にキャンペーン適用条件として有料オプションに加入して、そのまま放置になっているケースも少なくありません。
例えば、フレッツ光の有料オプションとしては以下があります。
特典適用条件として契約時に加入したまま、結局利用したことが一度もないケースがあります。必要性の有無を見極めましょう。
高い光回線の利用料金を安くする方法4選
光回線の利用料金を安くする方法は以下の4つです。
それぞれ詳しく解説します。
1.月額料金が安い光回線に乗り換える
月額料金が高いと感じている方は、乗り換えを検討しましょう。
プロバイダと光回線が別であるフレッツ光の場合、ほぼ間違いなく安くできます。
例えば、「光回線+プロバイダ」セットでサービスを提供している光コラボはおすすめです。
一度でも回線工事をされているならば、工事不要で手間が少ないので、月額料金が高いと感じているなら乗り換えを検討しましょう。
2.スマホとのセット割引を利用する
ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリア契約、UQ mobile、Y!mobileを利用しているなら、同じ会社の光回線を契約するのも安くする方法の一つです。
セット割引を利用することで通信費全体で月額料金が下がります。
例えば、ドコモのスマホならスマホの料金から永年最大1,100円割引、家族5人であれば5,500円割引と、通信費全体のコストが下がるのは大きなメリットです。
キャリア契約を変えたくない、家族も同じ契約であるなら、割引適用金額が増えるので、同じ会社の光回線の利用をおすすめします。
3.地域によっては安くなる光回線
住んでいる地域によっては安くなる光回線が変わることもあります。
以下のように、エリア限定の光回線もあるからです。
対象エリアかどうかは各種サービスを提供している事業者の公式サイトで確認しましょう。
対象エリアであれば、他の光回線を利用するよりもお安くなる場合が多いので、おすすめします。
4.不要なオプションを解約する
使っていない、使途不明なオプションサービスがあるなら、解約しましょう。
不要なオプションを利用していて、料金が高くなっている場合があるからです。
例えば、フレッツ光なら、以下のようなサービスがあります。
契約時の特典適用条件として加入し、気づかず支払っているケースもありますので、必要性の有無を見極めましょう。
光回線が高い?選ぶ上での注意点と3つの判断基準
光回線を選ぶ上での注意点とみるべきポイントは以下の3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
1.速度
光回線を選ぶなら速度は重要です。
インターネットを快適に利用するための条件だからです。
利用目的によって、求められる回線速度に違いがあります。具体的には以下です。
求められる回線速度の目安 | 利用目的 |
---|---|
30Mbps〜100Mbps | 快適に4K動画を視聴できる |
オンラインゲームを快適に楽しめる | |
大容量ファイルを短時間でダウンロードできる | |
途切れずスムーズなビデオ会議を行える | |
動画が快適(高画質動画) | |
10Mbps〜 | 動画(標準画質)・Web閲覧が快適 |
1Mbps〜 | メールなどテキストだけの送受信ができる |
※あくまでも目安であり、利用環境によって変わります。
回線速度はFast.comなどスピードテストサイトで計測できます。
私の自宅で測定したところ、下り395Mbps、上り642MBpsでした。
高画質動画やオンラインゲームを快適に楽しみたいのであれば、通信速度が早く、安定性のある光回線を選びましょう。
今ならiPv6接続対応のものを選んでおけば間違いないです。
iPv6とは?
一言でいうと、新しい接続方式です。これまで使用されていた「iPv4」は車で渋滞している一般道を走るのに対し、「iPv6」は高速道路を走ることができ、より快適に利用できます。
2.対応エリア
全国エリアに対応している事業者もいますが、全ての光回線サービスが全国に対応しているわけではありません。
そのため、光回線を選ぶ際には、住んでいる場所が対応エリアであるかどうかを確認しましょう。
例えば、良さそうだなと思った光回線事業者があれば、公式サイトで郵便番号や住所を入力すると、対応エリアかどうかを確認することができるようになっています。
いろいろプラン内容を見てから、価格が安くても結局使えないとならないためにも対応エリアを事前に確認しましょう。
3.2-3年後の価格を見る
頻繁に変えたくない、一度決めたら長く使いたいということであれば2〜3年後の月額料金がどうなるかをみておきましょう。
加入時のキャンペーンの適用期間は2年〜3年程度で終了することが多いからです。
例えば、「ビッグローブ光、マンションタイプ、ルーターレンタル」の場合、月々割を適用すると、1年間は月額2,750円ですが、2年目以降は4,928円となります。
割引適用期間終了後は結構高くなるケースもありますので、事前に調べておくと、事業者選びの判断基準としやすくなるでしょう。
「光回線サービス名称〇〇 シミュレーション」で検索すると料金シミュレーションのサイトが大体出てきますので、事前に調べておくことをおすすめします。
光回線が高いと感じるあなたの状況に最適なサービスの選び方
状況に応じてサービスの選び方は変わります。
それぞれ詳しく解説します。
1.とにかく安ければ良い
とにかく安ければ良いなら、GMO光かおてがる光をおすすめします。
理由は以下の通りです。
例えば、スマホとのセット割などはありませんが、複雑なプランや縛りがなく、難しいことは考えたくない、とにかく単独で通信費を安く抑えたい方におすすめします。
とはいえ、どちらがいいの?という方もいるかと思います。以下の理由からGMO光をおすすめします。
まずは、公式サイトや比較サイトなどで比較検討してみると良いでしょう。
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2.格安スマホを使っている
セット割が適用されない格安スマホを使っているなら、以下をおすすめします。
理由はドコモ、ソフトバンク、auなどのキャリア契約やYmobile、UQモバイル以外の格安スマホを利用しているなら、割引がないからです。
例えば、LINEMO、ahamo、povoなどの格安スマホは、スマホ料金自体が安い代わりに、セット割がありません。
そのため、セット割がない格安スマホを利用しているのであれば、単独で安い光回線をおすすめします。
3.スマホはキャリアを利用
スマホでdocomo、au、SoftBankのキャリア契約をしているなら、同じ事業者が提供している光コラボへの乗り換えがおすすめです。
スマホとセットで契約することで、セット割が適用され、スマホの月々料金が割引されるからです。
キャリアごとにお得になる光コラボは以下です。
例えば、docomoのスマホを利用しているのであれば、ドコモ光を利用すると、スマホ料金が1契約あたり最大1,100円割引になります。
セット割は対象になる家族の人数に応じてお得になるので、家族全員スマホはdocomoを利用しているのであれば、おすすめです。
4.速度に拘らない、動画を見ない、音楽を聴かない
そもそも光回線ではなく、モバイル回線という選択肢もあります。
利用の仕方によっては、光回線自体が不要となるからです。
例えば、以下のようなケースです。
これらのケースであれば、「ドコモ5Gギガホ プレミア」(7,315円/月)や「楽天 UN-LIMIT VI」(楽天回線エリア:2,980円/月)など、スマホのデータ無制限プランを利用することも一つの選択肢です。
データ無制限でテザリングができるので、光回線が不要となり、利用料自体がなくなります。
とはいえ、家族でインターネットを利用したい場合は、注意が必要です。
テザリングも離れた場所や壁などがある場合、電波が届かず、繋がりにくくなるからです。
特にこだわりがないのであれば、スマホのデータ無制限プランを検討してみましょう。
光回線が高いと感じているなら、迷わず見直しましょう!
光回線はインターネットが日々の生活に当たり前にある時代、なくてはならないものです。
とはいえ、通信費は固定費でもあるので、できれば安く使いたいですよね。
IT技術が発達今、正直どの光回線事業者も質はそう大きく変わりません。
大事なことはあなたの状況に最適なサービスを選ぶことです。
長く使うものだからこそ、料金が高いと感じたら、ぜひ見直してみてください。